ヴァンサン・ジラルダンはワイン醸造一家に生まれた、まだ若いワインの作り手です。
しかしそのワイン造りの哲学は多くの歴史あるワイン醸造に関わる者達の良き点を引き継ぎ、ヴァンサン・ジラルダンで生産されるワインは手頃な価格で良質なものとして賞賛をうけています。
ヴァンサン・ジラルダンの哲学のうち、畑はなるべく手を加えるとあります。
深く掘り土を柔らかくすることで土中の微生物が活発になり、栄養の高い土が作られ農薬は必要に迫られない限り使わないという自然農法を用いることで健全なぶどうを栽培しているのです。
ぶどうの樹も剪定を行い、選ばれたぶどうにのみ栄養を蓄えさせ、そのうちの良いぶどうのみを使用します。
ヴァンサン・ジラルダンでは、醸造は出来るだけ自然に行うため、天然酵母を用いて、白ワインで3〜4ヶ月、赤ワインであれば最大16ヶ月もの期間をかけて、ゆっくり醗酵させた複雑で深みのあるワインを造っているのです。